家族の防災計画小学生

学校から子どもを引き取るときの流れ

🗓 2026-04-19✍️ 吉野沙織(防災士)

小学校の災害時の引き取りルールと流れを解説。引き取り時の持ち物・注意事項・引き取れない場合の対応まで事前に確認しておくべきポイント。

大地震が発生した場合、小学校は「保護者引き取り方式」で子どもを安全に保護します。「引き取りに行けばいい」と思っている方も多いですが、事前にルールを知っておかないと混乱することがあります。

① 小学校の引き取りルールを確認する

学校によって引き取りのルールは異なります。新学期に配布される「緊急時引き渡しカード」を確認しましょう。

確認すべきこと:

  • 引き取り可能な人物の範囲(登録者のみか)
  • 本人確認の方法(免許証・登録カード)
  • 引き取り場所(校庭・体育館・昇降口等)
  • 引き取り順序(全学年一斉か学年別か)
  • 引き取り時の受付サインの方法
  • これらを知っておくだけで、当日の混乱が大幅に減ります。

    ② 引き取り担当者を事前に決める

    共働き家庭では「どちらが迎えに行くか」を事前に決めておく必要があります。

    基本的な考え方:

  • 「より早く動ける方」が引き取りに行く
  • 父・母どちらかが行けない場合の代理人を登録しておく
  • 祖父母・近所の方を代理人として事前登録する
  • 代理人の登録変更は学校の窓口で行えます。毎年確認することを習慣にしましょう。

    ③ 引き取りに行く時の注意事項

    実際に引き取りに行く際の注意点:

  • 本人確認書類(免許証)を持参する
  • 自転車・徒歩が基本(道路が混雑・渋滞が予想される)
  • 水・食料を持参する(待機時間が長い場合がある)
  • 学校からの情報は公式チャンネル(メール・ホームページ)で確認する
  • 学校の周辺道路が通行止めになる可能性もあります。複数の経路を把握しておきましょう。

    ④ 引き取りに行けない場合

    職場が遠い・交通機関がまひして引き取りに行けない場合、子どもは学校が責任を持って保護します。

    学校での保護期間中に確認すること:

  • 学校の情報発信(HP・Twitter・メール)をチェック
  • 171伝言ダイヤルで子どもへのメッセージを残す
  • 代理人への連絡(行ける人がいれば依頼する)
  • 食料・毛布を届けてもらえるか確認する

「必ず迎えに行くから待っていてね」と事前に子どもに伝えておくことが最重要です。

⑤ 子ども自身への教育

小学生には「引き取りに来るまで学校にいる」ことを徹底して教えましょう。

「お母さんが来るまで待つ」「先生の言うことを聞く」「勝手に動かない」この3点を繰り返し伝えてください。

まとめ

学校引き取りの事前準備チェック:

1. 学校の引き取りルールを確認する

2. 引き取り担当者・代理人を決める

3. 本人確認書類を持参できる準備をする

4. 複数の経路を把握しておく

5. 子どもに「待っていてね」を伝えておく

事前の準備が当日の行動を決めます。

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