台風・豪雨乳児幼児小学生

台風・豪雨で子どもを守る在宅避難の備え

🗓 2026-04-19✍️ 吉野沙織(防災士)

台風・集中豪雨に備えた在宅避難の準備を解説。子どもがいる家庭の事前確認・避難タイミング・備蓄品を実践的にまとめました。

台風や集中豪雨は「事前予告がある災害」です。地震と違い、数日前から予報が出るため、子どもがいる家庭は早め・早めの行動が命を守ります。

① ハザードマップで自宅のリスクを確認する

台風・豪雨で最も危険なのは「洪水」「土砂崩れ」「高潮」です。自宅がこれらのリスクエリアにあるかどうかをハザードマップで確認しましょう。

確認方法:

  • 国土交通省「ハザードマップポータルサイト」
  • 自治体の公式ホームページ
  • 市区町村の防災マップ冊子
  • 特に「浸水深(何mまで浸水するか)」を確認することが重要です。2階以上まで浸水する可能性があるエリアは、在宅避難は危険です。

    👨‍👩‍👧 親向け行動ポイント

    今すぐ確認:自宅住所のハザードマップをスマホで検索してみましょう。

    ② 台風接近時の準備タイミング

    台風は予報が出てから行動できる「準備できる災害」です。

    準備のタイミング:

  • 2日前:ハザードマップ確認・避難場所の再確認・食料買い増し
  • 1日前:外の物の片付け・窓の補強(養生テープ・雨戸)・防災リュックの準備
  • 当日朝:避難情報の確認・避難開始の判断
  • 「警戒レベル3(高齢者等避難)」が発令されたら、子どもがいる家庭も移動を開始することをおすすめします。

    ③ 在宅避難か避難所かの判断

    在宅避難が可能な場合:

  • 洪水・土砂崩れのリスクエリア外
  • 建物が2階建て以上(垂直避難が可能)
  • 十分な備蓄がある
  • 避難所へ行くべき場合:

  • 浸水リスクがある地域(特に1階建て)
  • 土砂崩れリスクのある山の近く
  • 単独では避難困難な乳幼児が多い場合
  • 迷ったら「早めに避難所へ」が原則。嵐の中での移動は危険なため、動けるうちに動くことが大切です。

    ④ 台風前・台風中の子どもへの説明

    「なんで外に出られないの?」と聞く子どもに、わかりやすく説明しましょう。

    「今日は大きな風と雨が来るから、外は危ないんだよ。お家の中で一緒に安全に過ごそう」

    台風を怖がる子どもには、「雨と風が強いだけで、しばらく待てば終わるよ」と安心させてあげましょう。停電した場合のゲーム・絵本・活動を事前に用意しておくと役立ちます。

    ⑤ 台風後の外出注意

    台風が通過した後も危険は続きます。

    台風後の注意事項:

  • 増水した川・水路には絶対に近づかない
  • 倒木・切れた電線に注意する
  • 排水溝・ふたが外れているマンホールに注意する(特に子どもを注意)
  • 家屋の被害確認は安全が確認できてから

子どもは「台風が過ぎた=安全」と思いがちですが、台風後の土砂崩れ・増水は24時間以上続くことがあります。外出は十分に安全を確認してから。

まとめ

台風・豪雨対策のポイント:

1. ハザードマップで自宅のリスクを事前に確認する

2. 台風接近2日前から準備を開始する

3. 避難指示が出たら早めに動く

4. 停電時の子ども対応グッズを用意する

5. 台風後も危険が続くことを子どもに伝える

「早め・早め」の行動が命を守ります。

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