避難所・避難行動乳児幼児小学生

避難所で子どもが困ること|親が事前にできる対策

🗓 2026-04-19✍️ 吉野沙織(防災士)

避難所生活では子どもが様々な困難に直面します。親が事前に知っておくべき問題と対策をまとめました。

避難所に子どもを連れて行ったとき、「こんなに大変だと思わなかった」という声は多く聞かれます。慣れない場所・人・音・食べ物に子どもが戸惑い、親も精神的に疲弊します。

どんな困難が起きやすいかを知っておくことで、事前に準備できることがあります。

結論:避難所での子どもの困りごとは「睡眠・食事・遊び・情緒不安定」が代表的です。それぞれに対策グッズと言葉かけを準備しましょう。

■① 睡眠環境が整わない問題

体育館の床は固く、周りの物音で子どもが眠れないことがよくあります。大人のいびき・赤ちゃんの泣き声・消灯後の話し声が眠れない原因になります。

対策として、耳栓・アイマスク(子どもサイズ)・インフレータブルマット(空気で膨らむ簡易マット)を防災袋に入れておきましょう。

■② 食事が合わない問題

炊き出しや支援物資の食事は成人向けが多く、幼児・小学生低学年には食べにくいものも多いです。子どもが食べ慣れた食品を自分で持参することが重要です。

スナック菓子・アルファ米の子ども向けフレーバー・カップめんなど、子どもが喜んで食べられるものを数日分持っていきましょう。

[子ども向け防災食のおすすめはこちら →](https://kodomo-bousai-navi.vercel.app/goods)

■③ 退屈・ストレスの問題

避難所では子どもが走り回れないことが多く、退屈とストレスが蓄積します。電子ゲーム機(充電できる環境があれば)・絵本・塗り絵・折り紙・カードゲームを持参しましょう。

「何もすることがない」状態が続くと、子どもは精神的に不安定になります。手を動かす遊びが特に有効です。

■④ 情緒不安定・夜泣き

慣れない環境・非日常体験・親の不安が子どもに伝わり、情緒不安定になることがあります。いつも以上に抱っこ・添い寝・お気に入りのぬいぐるみが重要です。

「大丈夫だよ、一緒にいるよ」という言葉を繰り返すことが、子どもの安心につながります。

■⑤ 衛生管理の問題

シャワーやお風呂が使えない日が続くと、子どもの肌荒れや衛生状態が悪化します。ウェットティッシュ・ボディーシート・着替え(多め)・除菌スプレーを必ず持参してください。

まとめ:今日やる1つの行動

今日、防災袋にお気に入りのぬいぐるみか絵本を1冊入れてください。 子どもの心を守るグッズは、命を守るグッズと同じくらい大切です。

---

関連記事:

  • [避難所に子どもを連れて行く前に知っておきたい現実](/articles/evacuation-shelter-reality)
  • [子どもがストレスで体調を崩さないための避難生活の工夫](/articles/evacuation-life-kids-stress)

🛡️

備蓄チェックリストで今すぐ確認

あなたの家の備蓄は十分ですか?子どもの年齢・家族構成に合わせた チェックリストで、今すぐ確認できます。無料・登録不要。

無料チェックリストを使う →

✓ 登録不要 ✓ 印刷OK ✓ 防災士監修